こんにちは、chiroomです。
今回は、フリーランスとして働く中で大切にしていること「前払い」についてご紹介します。
まず大前提ですが、前払いできるようなクライアントの方でないと信頼するに値しません。そうですよね?前払いできるほど余裕がないクライアントとはお付き合いしたくないですし、多少はこちらのわがままも聞いてもらわないと。。
ただ、「フリーランスが前払いをしてもらうのはどうなの?クライアント都合で入金遅れます?嫌だなあ…」といった思いや経験を持った方がたくさんいらっしゃるかと思うので、こちらの疑問にお答えしようと思います。
※実体験も交えて説明します。こんな経験したくない、と思う方はすぐ実践してみてください!
フリーランスが前払いを請求すべき理由
理由は単純で、回収し忘れを防ぐため!!
「未完了のプロジェクト」が生まれる
どうしてもフリーランスをしていると、数回もしくは数十回「未完了のプロジェクト」に遭遇します。
例えば、以下のような状況です。
クライアント側「こんなアプリを作ってください。」 私:「承知しました!」 ーー 2週間くらい経過 ーー 私:「こんな感じで進めていますが、いかがでしょうか?」 クライアント側:「ありがとうございます。確認後に連絡します。」
このような連絡は、プロジェクトを進めるにはいたって普通の会話ですが、その後の連絡が全くこない状況です。
メールで複数回催促することはありますが、だいたいこういう時に返信はきません。おそらくクライアント側は「完璧を求めず、概要さえあれば良い。」と思っているので、まだ完成してないけどこれくらいあればいいや、という気持ちで連絡を途絶えさせています。
もちろん、こんな状況にならないのがベストですが、そうもいかないのがビジネスの世界と痛感しました。
いい経験だと思って常に前を向こうとしてます。
このような状況が一定の確率で発生してしまいます。
正直このようなクライアントの見分けがつかない
取引を始める前に、なんとなくのフィーリングで取引しないことはあったとしても、見分けがつかないのが正直なところです。
なので、このようなことを防ぐためにも条件で前払いをつけるのが最善と思います。
まずは、半額だけいただいて、完了後に残りをもらう。これくらいはクライアント側もOKしてくれるはずです。
フリーランスが前払い請求する理由とは
「前払い請求の重要性はわかるけど、言いづらいなぁ…」と思う人もいることでしょう。
私が使っている言い訳を公開します!
「一部の外注費があるので、前払いをお願いします。」
全てを私自身だけで対応するのではなく、コードを書くとこ、デザイン部分を分けて対応しているので、その一部を持ち出すのが厳しいので前払いをお願いしている、みたいな感じです。
私利私欲では、納得してくれないはずですので、、。
ちなみに、前払い請求を断られた経験はありません
私自身も最初は後払いOKで対応していましたが、案件規模が大きくなるほど未完了のリスクが大きくなることを思うようになったので、「嫌がられるかもしれない」と思いながらも前払いをお願いしたことを鮮明に覚えています。
「いいですよ!!」と気持ちよく返信もらったことももちろん覚えています。
ただ、時と場合によると思いますが、大企業以外であれば、それくらいの対応は全然できると思います。大企業は仕組みが複雑かつ案件規模も大きい理由で承認ルートが多いとかの理由で断られることがあるかもしれませんが、大企業は信頼と実績で成り上がった会社さんなので前払いを依頼することは不要です!
何より「前払い請求」より大切なこと
大切なことは「名指しで発注を受けること」です。
まずはそこを目指しましょう、信頼も期待値も実績も評価されます!
エンジニアの私の「付加価値」とは?
僕の場合は下記の3つです。
✔︎プログラミングだけでなく、ネットワーク知識もセットで話題の幅を広げる。
✔︎過去の実績を履歴書のように表現する。
✔︎ブログで確かな情報発信で信頼を積む。(←現在)
こんな感じです。付加価値は個性もあるのでなんでも構わないと思いますが、用意して置くことで名指しの発注を頂くことにつながります。 信頼を得るには時間を使いますが、時間さえかけていけば信頼や他者との差別化につながります。
是非、お試しください!